審美歯科とは、見た目の美しさに焦点をあてた総合的な歯科治療のことです。
見た目の美しさといっても単に歯をきれいにするだけでなく、お口全体のバランスを考慮した上で、通常の歯科治療に「美しさ」という視点を加えた治療を行います。
審美歯科の治療法には「ホワイトニング治療」や「補綴による治療」など様々な方法があります。
「歯を白くしたい」「歯並びをきれいにしたい」「詰め物や被せ物をより自然なものにしたい」といったお悩みをお持ちの方は、まずは一度ご相談ください。
当院では補綴治療としてはまずダイレクトボンディング法にて審美歯科治療を行っていきます。

ダイレクトボンディング治療とは、様々な種類のプラスチック素材を直接歯に盛り付けていき、天然歯のような自然な色・形を再現する治療法です。
ダイレクトボンディング治療のメリットは、セラミックによる詰め物（インレー）や被せ物（クラウン）に比べて、歯を削る量が少なくて済むことです。

• 前歯が欠けてしまった
• 前歯と前歯の間に隙間があいている
• 前歯の治療をした詰め物がむし歯になっている
• 以前治療した前歯の詰め物が変色してしまった

こういったお悩みをお持ちの方は意外と多いものです。
一般的な前歯の治療に用いられる詰め物といえば、保険適用内で使用される白い詰め物ですが、この治療だと数年で変色やむし歯の再感染といったケースが数多くありました。
多くの方が、もう少し手軽で質の高い治療ができないものかと思いながら、納得のいく治療法が見つからないまま妥協されていたのが現状です。
しかし、本当にこの治療法しかないのでしょうか？
歯科治療に使用される素材は日々進化を遂げており、最近では「コンポジットレジン」というプラスチック（合成樹脂）を用いて、お口の中で直接歯の形を形成し修復していく「ダイレクトボンディング」という治療法が確立されています。
コンポジットレジンという素材自体は以前からありました。これまでのものは2～3年で劣化してしまい、変色や経年劣化によって隙間からむし歯菌が侵入し、再感染してしまうなどの問題点も多く、保険適用内の素材という認識でした。
しかし、近年の歯科素材メーカーの研究と努力により質が向上し、強度も問題がなく、審美的にも天然歯のような自然な仕上がりが再現できるようになりました。詰め物をしていることが分からないほど、美しく自然な仕上がりです。
ダイレクトボンディングは適応可能な治療範囲に限りがあり、大きな銀歯や全体に被せるクラウンなどの代用はできません。

自分の歯を大事にしたい方へ

セラミック治療とは、むし歯などで歯を削ったり失ってしまった際に、天然歯と同じ色や質感のセラミックで補う治療法です。
むし歯治療のみではなく、過去に金属の詰め物をしている部分の交換、変色してしまった歯の治療、歯並びや歯の形の改善などの治療の際に行います。セラミックの特性を生かすことで、まるで本物の歯のような美しい歯を再現することが可能です。
セラミック治療は、患者様の歯の色や形に合わせて作製するオーダーメイド治療です。